私は実験において失敗など一度たりともし… by エジソン

私は実験において失敗など一度たりともし… by エジソン
image : https://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_Edison

今日の名言は、発明王と呼ばれたトーマス・エジソンさんの失敗の捉え方についての名言です。

私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見を、今までに20000回してきたのだ。

トーマス・エジソン

電球や、蓄音機など84年の生涯のうちに1200以上の発明をしてきたエジソン。

その発明の裏には、私たちの想像の及ばないくらい膨大な実験を行ってきたようです。

何か新しいことを始める時、なぜ躊躇するのでしょうか。無理だから、時間がないから。

これなら、上手くいくのではと思っていてもなかなか踏ん切りがつかない。

その1つに、「失敗」を恐れているという理由はないでしょうか。

私は、フリーでそこそこ生活して、平均的な収入よりも多くお金を稼げていました。忙しくも充実した日々を送っていました。

しかし、ある時に収入がほぼゼロ近くに落ちるほどの出来事がありました。その時は、かなりショックでした。損失も大きく発生し、当面の利益も、数年後まで入ってくる予定であった利益の消失にも心を打ち砕かれそうになりました。

昔よりも、少しだけいい生活にもなれ、それを失うのが怖く、その後の人生計画も大きくずれてしまいました。

先が見えなくなり、本当に数ヶ月、数年先には自分はフリーではいられなくなり、家賃も払えず地元に帰るのではないかと恐怖でした。

しかし、そんな失意のどん底で、なぜでしょう。新しい事を始めたくなったのです。

自分だけでなく、落ち込む家族や周りを励ましていた時に、ふとその言葉の中で気付いたのです。

「それは本当に失敗なのか?恐ることなのか?」と。

昔、面接で落ちた先の社長に

「弊社に受からなかったことが、あなたにとって良い結果となることを願っています」

この言葉が、失意の底から私の心を上へと引っ張り上げてくれる、一筋の光となりました。

何か、失敗が急に怖くなくなりました。失敗しても、バイトで稼ぎながらまた仕事を増やしていけばいいやとか、バイトしてみたかったし、何か興味のあるバイトしてみようかな、とか笑

それでもダメなら、地元に帰ってもいいし。もしかしたら、地元に帰ったら逆に上手く行ったりして。

など、失敗を失敗と思わなくなっていました。また、自分の今の生活を失う怖さのようなものがなくなり、新しいことに挑戦する勇気が生まれました。

新しいことを始める時に、失敗した時のリスクを考えるというのは大事なことでもあると思います。

しかし、その失敗の先を考えてみると、本当のリスクではなく「失敗したら恥ずかしい、または大した損失を被らない」というような場合は、思い切って挑戦してみるのがいいのではないでしょうか。

失敗を失敗と思わなくなると、今まで以上に勇気が湧いてきます。失敗の姿をもう一度客観的に見つめなおしてください。

きっと、それだけで心が軽くなり、未来への足取りは軽くなるはずです。