今日の名言は、相田みつをさんの「肥料」という言葉です。
あのときの あの苦しみも あのときの あの悲しみも みんな肥料になったんだ なあ じぶんが自分になるための。
相田みつを
生きていれば、良いこと、悪いことも、楽しいことも、辛いこともあるのではないでしょうか。
私自身も、過去には辛いことや、悲しいことを経験してきました。
でも、実際にそれが本当に、良い経験だったのか?あれは、今の自分を作るのに本当に必要だったのかと考えることもあります。逆に、それにより自分に自信がなくなってしまったりしたこともあったような気もします。
トラウマを克服するのは、他人が思っている以上に難しいことだと思います。
しかし、過去は変えられるものでしょうか?自分が経験した辛いことを完全に忘れることは出来るでしょうか?
過去を変えることは出来ない。変えられるのは、過去をどう捉えるか
自分が、経験した辛い体験を
あれのせいで…とか、あいつのせいで…
そう言っていては、それは自分の人生にとってプラスになるでしょうか。過去にとらわれては前に進む速度はきっと下がってしまうのではないでしょうか。
まだ、気持ちとしては完全には許せていなくても、「あれは必要な経験だったんだ」と少しでも思えてきたら、それは、葉っぱが徐々に土に変えるように、いつの日かあなたの肥料となるのではないでしょうか。
過去は変えられない。変えられるのは今と、未来だけです。
他人には理解できないトラウマを抱えた方もいるかも知れません。私の知りうる範囲を超えた辛い経験をされた方もいるかも知れません。
全てを理解することは出来ないかも知れません。でも、これを読んでくださった皆様が少しでもより良い未来を歩んでいけるよう願ってやまないです。
相田みつを
https://ja.wikipedia.org/wiki/相田みつを
相田みつを美術館